資源としての
廃棄漁具の回収
漁業系組合との提携による
廃棄漁具の継続的回収
◾️処分場を圧迫する
廃棄漁具
石垣島近辺には黒潮が流れ、マグロやカツオなど大型回遊魚が沢山やってきます。盛んな漁の陰で膨大な量の廃棄漁具が発生しますが、それらは海水による塩分が付着しているため、通常リサイクルもされず、産廃として島内の処理場に埋め立てられています。漁網は重量に対して嵩(かさ)が大きく、空気を埋めているようだとよく言われます。
◾️回収→再生樹脂ペレット化
八重山マグロのブランド価値に寄与
サイクラフトではこの問題を解決すべく、八重山漁協とタッグを組み、マグロ漁に使われたテグス(釣糸)を回収し、再生樹脂ペレット化を行っています。
2025年11月現在で約60%もの漁協廃棄漁具を回収していますが、2026年までには80%以上を目指し、「地球にやさしい漁をしたマグロ」として八重山のマグロのブランド価値を高めていきます。
また沖縄は「もずく」の生産地であり、日本の99.6%のシェアを誇ります。しかしこのモズク漁でも、大量のもずく網が廃棄されています。その量は年間100トンほど。石垣島もずく組合の協力の下、これを再生樹脂ペレット化をするべく、樹脂再生研究を行っています。
また沖縄は「もずく」の生産地であり、日本の99.6%のシェアを誇ります。しかしこのモズク漁でも、大量のもずく網が廃棄されています。その量は年間100トンほど。石垣島もずく組合の協力の下、これを再生樹脂ペレット化をするべく、樹脂再生研究を行っています。
再生樹脂ペレットの品質や販売については、お気軽にお問合せください。
◾️高品質なマグロテグスペレット
鯖江で高級サングラスに加工・発売!
マグロテグスペレットは大変品質が良く、通常、新規のプラスチック製品に5%ほどしか混ぜれないところ、サイクラフトが自社製品として製作したサングラスに、60%も使用することができ、機能抜群な高級品に生まれ変わりました。
回収した漁具のアップサイクルの流れ
Step1
マグロテグス・もずく網の回収
漁業系組合から提供されたマグロテグス・もずく網をサイクラフトに集める
Step2
洗浄
専用機械によ理、海水や付着物を除去
Step3
粉砕後ペレット化
網はプラスチックの配合割合、裁断方法が特殊。手法について協力会社の協力のもと研究開発を継続中
Step4
商品へ成形
小規模〜中規模魚網再生ペレットの機器により製品への成形







