産学官連携推進ネットワーク

沖縄は高温多湿の地域でどんな物でも乾燥するのに不向きな地域です。塩の乾燥もまた然り。
弊社では、産学官連携推進ネットワーク事業にて、産業技術総合研究所、沖縄工業技術センターとで１次産業事業者に利用しやすい安価な乾燥機を共同研究しています。

ハスクレイという産業技術総合研究所がNEDO予算にて開発した粘土からできた吸湿剤を利用し、あらたな観点のサステイナブルエネルギーシステムを活用した乾燥機を開発しております。
この装置は電気代をほとんど利用せず、ハスクレイの特性である吸湿時の自熱上昇と除湿を利用し、約６０℃の乾燥温風を６ｍ×６ｍ×２ｍの天日小屋を１０分で入れ替える事ができます。
また脱湿は４０℃程度の熱利用で再生可能になります。

この装置を利用し、「西表島の塩」だけではなく、沖縄で今まで難しかった干物や、他の果物や猪肉の乾燥物を作り、地域に貢献して参る所存です。

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